スライド:河内小阪駅

河内小阪駅は近鉄奈良線の駅で、東大阪で数少ないビジネスホテルが存在する駅です。

駅から徒歩圏内に大阪商業大学・大阪樟蔭女子大学があり、その他にも文化的な施設が多いところですが、学園都市は言い過ぎでした。ごめんなさい(一応、東大阪大学も小阪から20分ほどで歩けます。忘れているわけではありません)。

東大阪の文化の中心

学園都市は言い過ぎですが、学校以外にも様々なものが小阪にはあります。

まず筆頭はかの有名な小阪城になるでしょう。テレビにもときどき登場する理髪店の店主が作った「自宅と店舗を兼ねた歴史的な背景の無い城郭風建築物」(ウィキペディアによる)です。自分で城を建てようと見積もりを取ったことがあるというプロレスラー藤波辰爾さんは果たして訪れたことがあるのでしょうか。


小阪城外観

まあ、それはさておき、実際に小阪には司馬遼太郎記念館があります。元々の自宅の敷地に立てさせたもので、生前はよく見かけたという話は聞いていますが、私自身は見たことはありません。

日本映画の夜明けは河内小阪から


記念館へのルートは小阪駅前の商店街にも大きく掲示されています。実際には隣の八戸ノ里駅の方が近いのですが、八戸ノ里駅からは途中に商店街も何もないので、小阪からの方が近いという錯覚を起こさせることに成功しています。

他に忘れてはいけないのが「帝国キネマの小阪撮影所」の跡地です。2000平米弱という極めて小さい撮影所で、今は小阪第三公園になっていますが、その後ろにある万葉ハイツというマンションの一部にしか見えません。帝国キネマは1.5kmほど離れた長瀬駅に近いところに長瀬撮影所(こちらは東洋のハリウッドと呼ばれた)を作り、徐々に小阪撮影所は廃れていったようですが、日本映画の黎明期において、東大阪という地が重要であったことは間違いありません。

映画好きの方であれば、河内小阪駅から長瀬駅までを散歩すれば、両方の撮影所跡を見ることができます。とうていきれいとは言えませんが、30年前に比べれば格段にきれいになり、緑や生き物も帰ってきた長瀬川沿いを散歩してみるとよいでしょう。

他にも様々な香りが

駅の北側の商店街は「メルシィ街」というそこはかとなくエスプリが香る名前の商店街(商店はほとんどなくなりましたが)があり、それを抜けると大発ビルという大きなビルが建っています。もうシャンゼリゼ通りとエッフェル塔のような関係です。


メルシィ街の入り口


大発ビル

駅の高架下には「フランス屋」というブティックがありますし、大阪商業大学の近くには「仏蘭西屋」というカフェ(冷コーが通じそうなお店)もあります。

その辺を歩いているお母さんはもうパリジェンヌに見えてきました。

だんだんどうでもよくなってきたのですが、ハウス食品の本社が小阪駅からすぐのところにあり、昔は工場もあったので、カレーの匂いも本当に漂っていたのですが、さすがに今ではそれもなくなりました。


店名 河内小阪駅 (Kawachi Kosaka Station)
アクセス

近鉄奈良線の「普通」「準急」のみが停車します。大阪難波駅からだいたい15分ほどで、早朝と深夜以外は1時間に9本くらいの電車が止まりますので、アクセスはよいところです。

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東大阪市でフォルトゥナという屋号でホームページを作ったり、コンサルティングをしています。生まれてからずっと東大阪市在住です。 このサイトも自身で製作・運営しています。スマホなどの位置情報をウェブサイトで使ってみたいという方はぜひお声がけください。